歯 周 病 治 療
periodontal
歯周病とは
歯周病とは、歯周組織が歯と歯茎の間に繁殖する歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌に感染し、歯茎が腫れる・出血するなど、歯の周りに炎症が起こる病気です。
歯垢(プラーク)を放っておくとやがて石灰化し、歯石になります。ついてしまった歯石は歯磨きでは取り除くことができないので、歯科医院で除去してもらう必要があります。歯石自体は歯周病の原因ではありませんが、歯垢や歯石をためていると歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)が深くなり、さらに歯垢がたまりやすくなって歯周病を進行させる要因になります。
炎症が歯茎に限定されているときは歯肉炎、それ以上に進行すると歯周炎(歯槽膿漏)と呼ばれます。はじめはほぼ自覚症状がないまま進行し、歯周炎になると膿が出て口臭の原因になったり、最終的には歯槽骨が溶けて支えられなくなった歯が抜け落ちたりするばかりでなく、全身に影響が及ぶことがあります。
また、ストレスや喫煙などの生活習慣や、糖尿病などの病気によって免疫機能が落ちていると、病気は進行しやすくなります。歯周病は日本の成人の約80%がかかっていると言われています。